20分間で描かれる世界 第1回一般部門入賞作発表!

北杜市シナリオコンクール《一般部門》の受賞作がついに発表されました。
第一次審査、第二次審査を通過し、見事第一回目の受賞者となった皆さま、おめでとうございます!!
厳選なる審査の結果、グランプリ、準グランプリ、佳作、そして北杜市在住者の特別賞としての北杜市民賞の全8作が選ばれました。

入賞作発表ページはこちら

以下、大前玲子先生の審査評です。

第1回のコンクールなので、良い作品を選び出すためには、慎重な上にも慎重にと、作者の名前を伏せて選ぶという方法をとりました。
20分の短編だからこそのテーマはあるか、思いつきの凡庸な発想ではないか、完成度ではなく、映像としてどうかということに重きを置きました。また、自然の宝庫である北杜市の魅力をどう作品に取り込んでいるかなど、時には意見をぶつけ合いながら、審査は続きました。

シナリオは映画化、ドラマ化のための設計図と言われます。ですが、シナリオ自体も読み物として面白く、読み手の心をつかむ書き方も大切です。20分という長さでは、書き込み過ぎないで、リズム感がありテンポが良いことが大切に思います。
その点、最終候補作に選ばれた作品は、さすがに上手く心情が伝わると同時に、映像が鮮やかに浮かんできました。

グランプリ作の「虎をかぶりて、駈けてく」は、映像としてオリジナルの面白さ、そして北杜の画一的でない魅力が群を抜いていました。

準グランプリ作の「大好きな君に映画をみせたいんだ」は、瑞々しい作品。北杜の映像が物語の中に自然に溶け込んでいるところが素晴らしいです。

応募多数に感謝!そして”当日消印”にまつわる・・・

記念すべき第1回北杜市シナリオコンクールでは、日本全国から数多くの応募作品が集まりました!
応募作は締め切り間際に集中して届くため、直前まで作品が集まる気配が感じられず、実行委員会側ではどうなるのかという心配もあったようですが、蓋を開けてみると、応募総数は小中・一般部門合わせて334作品。お陰様で嬉しい結果となりました。

予想を上回る応募数だったため、受賞作品の発表のスケジュールを変更し、以下の日程で行う運びとなりました。

11月15日:小・中学生部門 入賞作発表  および 一般部門 第1次審査通過作発表
12月  1日: 一般部門  第2次審査通過作発表
12月16日: 一般部門  入賞作発表

発表はいずれもHP上で行います。
ドキドキして発表を待っている皆さま、どうぞもうしばらくお待ちください!
現在、審査に向けて実行委員会、事務局のスタッフが、1作1作丁寧に読ませて頂いています。公平を期すために、投稿者の氏名を伏せ、厳正なる審査に当たっています。

残念ながら、締め切りに間に合わなかった方もいたようです。
実行委員会事業推進部長の松永さんの話によると、最後の最後までシナリオの書き直しに挑み、締め切り日当日のぎりぎりの時間に消印をもらおうと郵便局に駆け込む、というのはよくあること。
しかし、今年の郵便局本局の受付時間は24時ではなく21時までとなったところがいくつもあり、その時間の誤算で残念ながら応募できずに終わってしまった!という報告が何件もあったそうです。

”当日消印”に関しては、大前玲子先生が過去にあった興味深いエピソードを教えてくれました。以下、先生談です。

締切ギリギリに作品の構想ができたという人がいて、
今からでは間に合わないと止めたのですが、
「会社を2日間休みます。しかも24時間、開いている郵便局が
隣なので大丈夫です、絶対、出します」と。

頑張って、彼女が描きあげたのが、締切の日の午後10時。
局までは1分。なので、ちょっと休憩して、11時に家を出た。
と、局に貼り紙が。
「コンピューターの故障により、11時から1時まで閉めます」と。
翌年、彼女はTV局のコンクールで大賞を取りました。
悔しさは何よりもカになる…というお話。

 

・・・とても励みになるエピソードですね!まさにドラマのような実話です。


今後、映像製作に向けて、撮影スタッフ(撮影のお手伝い)とキャスト(出演者)ボランティアを募集します。
後日、説明会を開く予定ですので、説明会に参加してみたい方はぜひご連絡ください。

✉︎お問合せフォーム

目指せ、グランプリ!シナリオ教室《小・中学生部門》もスタート


小・中学生部門シナリオ教室の第一回目が、7月26日に北杜市役所大会議室で開かれました。
この教室に先駆けて、先週シナリオの指導を受けた泉小学校5年生の児童をはじめ、市内の小学3年生から中学3年生までの児童生徒17名が集まりました。

異なる学年、異なる学校の子どもが隣り合わせで着席するということで、始めは緊張した雰囲気もありましたが、「初めてのことをワクワクやりましょう」と講義が進むうちに、だんだんと発言も増えていきました。

ロールケーキを食べて休憩を挟み、テキストを読み合わせて主人公の気持ちを考えたり、カードを使って発想を刺激したりする時間もありました。
3回のみの講座で、シナリオコンクールに応募し、入賞を狙うという目標に向けて、あっという間の2時間が過ぎました。

テキストの役のセリフを感情豊かに発表した長坂小学校4年のS君は、「お父さんが(この企画の)案内を見つけてきたことから、参加することにしました。シナリオのことをいろいろ知れて面白かったです」と話していました。

最年少の参加者である高根西小学校3年のMさんは、「学校でチラシをみて、お話を創ってみたいと思って自分で応募しました。普段はお話を考えて紙に書いてもすぐ捨てます」と言いながらも、率先して挙手するなど積極的に授業に取り組んでいました。