アドバイスを生かして-シナリオ教室一般部門第5回目

映像クリエイターの募集が8月末で終了し、全国各地から集まった多くの応募者の書類選考が始まった9月。
2日土曜日には、2週間ぶり第5回目となるシナリオ教室《一般部門》が開かれました。

前回までの復習に始まり、親近感の湧くキャラクターについて、全体の構成についてなど、シナリオ作りにとってとても大事な講義が急ピッチで進みました。

電話をするシーン、メールのシーンなど、具体的な書き方についての質問も上がり、やまなしシナリオ教室のスタッフも教室を巡って個別の質問に答えます。

シナリオ作りに取り組んでみると、細部がどんどん膨らんで枚数が過ぎてしまう、ヘビーな内容とコメディタッチの2つの構想があるけれどどうするか、などいろいろな迷いや悩みが出てくるようです。

各自が書いてきたシナリオやあらすじを発表し、それに対して大前先生が即座にアドバイスをするのを聞いていると、講義の中で先生が伝えたかったことが実際にどういうことなのかが徐々に感じられてきます。

誰と誰の関係性のドラマなのか。対立があると、それぞれの思っていることを表しやすいこと。20分の映画なのでメインのキャラクターを早めに出して展開させることなど、言われてみるとなるほど!とということばかりです。

以前発表した構想を元に、一気にシナリオを完成させて、この日全編を発表した中飯田明秀さんは、「書くのがとても楽しかったです。発表は緊張しましたが、大前先生の指摘が的確でびっくりしました。皆の発表を聞くのも、こんな感じなのかなと思ったり、刺激を受けたりしてとても役立ちます。シナリオを書くのは初めてなので、一人でやっていたらここまでできなかったと思います」と話していました。

自作のシナリオを大前先生に提出して、丁寧で有意義なコメントを書いてもらい、次に繋げる意欲を燃やしている人もいました。

シナリオ教室も残すところあと1回、シナリオコンクールの応募締め切りまで約1ヶ月です。北杜を舞台としたたくさんの素敵なシナリオが出来上がるのが楽しみです!

→シナリオコンクール応募要項

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