一般一次、小・中受賞作発表!アニメーション制作へ

第1回北杜市シナリオコンクールの《一般部門》第一次審査通過作、そして《小・中学生部門》の受賞作が発表されました。
発表を心待ちにしていた皆さま、大変お待たせしました!

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数多くの応募作を時間をかけて読み込み、実行委員会と事務局メンバーが会議で検討を重ねた結果、《一般部門》は116作品が一次審査通過となりました。

《小・中学生部門》ではファンタジー作品が多く寄せられ、その中でグランプリに輝いたのが『最後の森』という作品です。
「世界観が素晴らしく、テーマもしっかりあって素晴らしい。オリジナリティがある内容で、シナリオとしてもよくできていました」と大前先生が話していました。

準グランプリに選ばれた『転校生と北杜の自然』は、子どもらしい発想でシナリオも頑張って書いてあり、『なかよしの石』はなかよしの石という発想自体が素敵な作品ということです。

《小・中学生部門》のグランプリ作品は、ファンタジーの要素を含んでおり、映像化はアニメーションで行うのが最適という結論に至り、→デコボーカル(上甲トモヨシさんと一瀬皓コさんによるアニメーション作家ユニット)に映像制作を依頼することになりました。

デコボーカルは、アニメーションやイラストレーションなどの作品を幅広く制作し、多くの賞を受賞している人気の作家夫婦です。子ども向け、大人向けのワークショップやパフォーマンスも開催し、多方面で活躍されています。

二人ともアニメーション作家ではありますが、上甲さんは特に編集やデジタル系、細かく根気のいる仕事が得意なのに対し、一瀬さんはデザインや演出、斬新なものを素早く生み出すことに長けているそう。
名前のとおり”デコボコ”なキャラクターが魅力的な面白い二人です。

身近でありながら様々なバリエーションに展開できるアニメーションに可能性を感じ、なるべく多くの人が楽しい気持ちで観ることができる作品、そして観た人の視野が広がるような作品づくりを大切にしているそうです。

一瀬さんは山梨県出身。八ヶ岳は二人とも以前から大好きな場所でよく訪れており、いつか住みたいと思うほどだそうです。

赤ちゃんと一緒に和やかに打ち合わせを進めつつ、さっそくいろいろな可能性を思い描いているプロフェッショナルな二人。今回のグランプリ作品を受け、どのようなアニメーション映像を生み出してくれるのかがとても楽しみです!!