「オオムラサキと図鑑くん」のオーディション

2020年に映像化される第2回北杜市シナリオコンクールグランプリ作「オオムラサキと図鑑くん(仮)」の出演者オーディションが行われています。

前回に引き続き、今回も”北杜市民による北杜ロケの手づくり映画”製作を目指しています。そのため、応募者は全員、北杜市在住者です。

今回の映画は、北杜市の昆虫で国蝶でもあるオオムラサキをめぐって子どもたちが心を交わすハートフルな物語です。登場人物のほとんどは、小学校高学年の子どもたち。蝶々を見つめ、心を閉ざしたり、慰めようと頑張ったり、新たな場所へと誘い出したり・・・さまざまなシーンがあります。

オーディションに参加した子どもたちは、自己紹介ののち、オーディション用のセリフを覚えて思い思いの演技を披露します。

演技経験がある子もいれば、未経験ながらやる気いっぱいの子もいます。「今度は違う感じでやってみて」という監督の指示に、一生懸命考えながら挑戦していました。

本番の撮影は、オオムラサキの羽化のシーズンに合わせて来年7月頃を予定しています。それまでに稽古を重ねて、それぞれの役柄を掴んでいくのでしょう。子どもたちのピュアな魅力が、どのような映像になっていくのかとても楽しみです!


 

新しい映像祭Tシャツが出来上がりました!今年はトートバッグも作成!!
今年もSakura Fantasmaさんのイラストがとっても可愛いです。映像祭Tシャツやトートバッグは販売も行います。また11/17の第2回北杜「水の山」映像祭のボランティアスタッフに参加していただいた方に進呈します。ぜひ参加してくださいね。

第2回北杜「水の山」映像祭の情報とボランティアスタッフ応募はこちら。

https://hokuto-eizosai.com/eizosai201911.html

魅力的なキャラクターの主人公を描く!

10月5日に大前玲子シナリオ教室の5回目が行われました。
参加者たちが宿題に書いてきた質問を受け、”電話をかけているとき”のシナリオの書き方といった具体的な内容から講義が始まりました。

この日のテーマは、魅力あるキャラクターについてです。
ドラマは主人公を描くものであり、主人公のために相手役がいて、主人公のために事件が起こります。そのため主人公のキャラクターはとても重要だそうです。

どんな人物ならば魅力的に感じるでしょうか。不思議なことに、美点ばかりでなく、少しマイナスの要素がある人物には感情移入しやすいようです。

そして、その人物ならこう言うだろう、そう言うしかあり得ない、というほどにセリフが決まったら最高でしょう。名台詞の例を先生が挙げ、参加者たちはなるほど、と感じ入っていました。

起承転結についてのお話もありました。起承転結という言葉は皆知っていると思いますが、北杜市シナリオコンクールのように20分ほどのドラマならどうあればいいでしょう。
ドラマで大事なのは何かが変わるということ。一番大切な変化を描くために、それまでの過程をどう持ってくるのが効果的かを考えます。

20分は意外と短いものです。今回も参加者たちが自身のシナリオの構想を発表しましたが、視点を絞ったり、登場人物を減らす方向で考え直そうとしている人もいました。

発表をすることで、他の人のふとしたアイディアをもらう機会が得られます。
「〇〇したことにすれば、その設定でもいけるのでは」「思い切ってファンタジーにすればいろんなことができる」「地名をはっきり書かない方がいいかも」など、発表に対していろいろな意見が上がり、それぞれが自分の構想の助けにしているようでした。

また、12月からスタートする大前先生と小林節子アナウンサーとのラジオ番組が映画を軸にしたトークになることから、「自分が一番好きな映画」を順に発表する場面もありました。

11月17日に行われる第2回北杜「水の山」映像祭in2019のパンフレットも出来上がりました!
さまざまなプログラムがあるのを見て、「大前先生の特別講座には両親と一緒に出たい」「ライブもあるんですね」「短編アニメーションのセレクションを全部観たい」などの意見が上がっていました。当日が楽しみですね!

映像祭in2019では、当日と前日にボランティアスタッフとして参加してくれる方を募っています。スタッフでも、当日好きなプログラムに参加できるように調整可能です!
スタッフにはオリジナルTシャツや500円分の食事券などをプレゼントいたしますので、ご都合のつく方はぜひ皆で楽しみませんか?ご応募お待ちしています!

→ボランティアスタッフの応募はこちら