ラジオ番組 ”小林節子と大前玲子のMovie Brunch”で放送するラジオドラマの収録を、2月15日にエフエム八ヶ岳で行いました。
2回目となる今回は、第二回北杜市シナリオコンクールでグランプリを受賞し、今年映像化される「オオムラサキと図鑑くん」の作者、竹上雄介さんがスピンオフとしてのドラマシナリオを書いてくれました。
「ウジウジ虫の脱皮」というタイトルの7分ほどのドラマ。やはり、国蝶であり市の蝶であるオオムラサキが登場します。
恋心をなかなか伝えられない主人公を演じるのは、泉中学校2年の河野桂くんです。実は、一昨年映像化した「虎をかぶりて、駆けてく」で主人公を演じた河野実里さんの弟さんです。
ヒロイン役は、同じく泉中の3年生、安倍彩野夏さんです。河野くんと学年は違いますが、ともに生徒会の役員をしていたということで息ぴったり。二人とも学園祭などの劇で主役を演じた経験があり、表現することが好きだそうです。
前回も声優を引き受けてくれた百千若(ももち わか)さんは、今回、蝶の声という特殊な役にトライ。いろいろなバージョンの声を考えてきて、読み合わせの段階から弾けた表現で周囲を沸かせてくれました。
「ここはこんな感じで」といった細かい打ち合わせの後、いよいよ収録へ。
さらに「もっとこうしてみたら」と相談を重ねながら何テイクか撮り、無事完了!
収録後、河野くんは「思ったより長かった。最後、集中が切れて間違ってしまったけど、役に入って声をやれて楽しかったです」と話していました。
安倍さんも初めての声優を楽しんだようです。「とてもいい経験になりました。”きゃあ”と叫び声をあげるところなどが難しかったです」。
百千さんは、「やりすぎだったら松永監督に指摘してもらえるだろうと思って、思いっきりやりました。めちゃくちゃ楽しかったです!このように人間ではないような役も今後またできたらと思います」と意欲を見せていました。
前回に引き続きナレーションを担当した角田妙子さんは、「前回のON AIRで自分の声を聞いて、落ち着きすぎていたかな、と反省。今回、中学生のお話なので、シナリオの雰囲気に合ったトーンになればと思ってやってみました」と工夫している様子でした。
皆さん、お疲れさまでした!ヒロイン役のお母様である安倍エリナさん(写真一番上)は、シンガーソングライターでピアノ作曲家でもあり、今回のドラマに合った音楽をつけてくれることになっています。
中学生たちのピュアでちょっぴりくすぐったい物語。短い命を生きるオオムラサキの明るいキャラクターとともに、どうぞお楽しみに!!
このラジオドラマを含む次回のラジオ放送は、2020年3月7日(土)10:00〜10:55(再放送は翌日10:00〜10:55)です。
エフエム八ヶ岳82.2MHzでぜひお聞きください!!
(エフエム八ヶ岳公式HPのインターネットラジオでスマホやパソコンでもお聴きいただけます。アーカイブス(今まで放送された番組)もネット上でぜひお聴きください。)
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