DVDが完成しました

4月26日に全体会議が行われ、前年度の振り返りと今後の取り組みについて話し合いました。

今年度は、金精軒製菓社長の小野光一さんが当映像祭実行委員会会長に就任。小野会長には、虎頭の舞保存会会長として第1回一般グランプリ作「虎をかぶりて、駆けてく」の映画製作でさまざまに力を尽して頂きました。地元の活動にとても詳しい方です。

北杜「水の山」映像祭には、シナリオ教室、シナリオコンクール、ワークショップ、上映会などさまざまな事業がありますが、今後北杜市に残る資産として第1回作品をDVDにまとめました。

DVDには、アニメーション映像作品「最後の森 はじまりの人」、短編映画「虎をかぶりて、駆けてく」のほか、昨年末にYBS放送で放映されたメイキング映像も特典として入っています。

DVDはweb販売もされる予定ですので、お楽しみに。

写真は、映画で甲州弁が魅力的なひろこおばちゃん役を演じた河合さん。製作に関わった人たちが集まって、当時を思い出しながら観るのは盛り上がりますね。

未経験のことに集中して、団結して頑張ったことは、いつまでも忘れることのない宝となります。皆さんもぜひ映像祭の活動に関わって、一緒に楽しみませんか?

大前玲子シナリオ教室

https://hokuto-eizosai.com/school.html

アニメーションづくりワークショップ

https://hokuto-eizosai.com/animework.html

大事なシーンの撮影を兼ねた祭りを企画、5月頃開催予定!

一般部門グランプリ作「虎をかぶりて、駆けてく」のシナリオ修正は、ついに第15稿目に突入。最終稿が、2月13日に北杜市「水の山」映像祭実行委員会の会議の席で配られました。

急遽割り当てられた配役で読み合わせが行われ、皆真剣に聞き入りながら情景を思い浮かべていきます。
その後、名取監督がシナリオの背景を説明。登場人物の性格形成に関わる過去の出来事や家族構成など、物語の裏側にある細かな設定までしっかりと練られた結果、主人公の行動や心の移り変わるさまに説得力が増しているのが分かります。

特に期待が膨らむのが、伝統芸能「虎頭の舞」のシーン。甲州台ヶ原宿の祭りに千人、二千人と人々が集う中、主人公らが渾身の舞を披露するという場面です。

実際の甲州台ケ原宿虎頭の舞保存会の方々が、なんとこの映画のシーンのために全面的に協力してくださるとのことです。
さらに地域の方々の協力を得て、撮影を兼ねた本物の祭りを企画しようと構想中。祭りの時期は
ゴールデンウィーク明けの5月の週末(1日間)の見込みです。
虎の舞を披露するほか、出店も並ぶので、祭りに遊びに来てもらう感覚で千人規模のエキストラを募集する考えです。(詳細は決まり次第告知致します!皆さん是非是非、足をお運び下さい!)

会議は、7月1日に開催する映像祭の内容や、次年度の映像祭の流れについての議題に及んで閉会。場所を変え、鍋を囲んでの懇親会となりました。

今回は映像祭第一回目であり、皆の中に大変でも絶対に成功させたい、次につなげたいという思いがあります。
改めて、民間からの提案に行政が応えて環境を整え、また提案側が行政任せでなく自発的に動いて形にしていくという、類を見ない
信頼関係が築かれてきたことを称え合い、この映像祭に関わることができて嬉しいという声も上がりました。

北杜の観光PR映像というような小さな枠にまとまることのない、大きな可能性を秘めた作品が選ばれ、地域と一体となって楽しむための構想が広がって、人の感情が動く映画を撮るための”設計図”(=シナリオ)が完成する段階まで辿り着きました。

 


一般の撮影補助スタッフ(特に5月に開催予定の祭りの日とその前日に多数必要)、祭り当日のエキストラ、出店者の募集などについての説明会は、3月に行う予定です。

また、7月1日に開催する女神の森での映像祭in2018のお手伝いや、出店者も募集する予定です。
詳細は決まり次第HPで告知させていただきますのでお楽しみに!

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また、これまで『蛍のころの「水の山」映像祭』として活動を行ってきましたが、次年度以降も継続することを踏まえ、映像祭としての毎年変わらない名称を『北杜「水の山」映像祭』に決定。
『蛍のころの「水の山」映像祭』を今年度のサブタイトルとして、来年度以降も時期をずらして変化を出しながら開催していきたいと考えています。引き続きの応援、ご参加よろしくお願いいたします!

映像化に向けて、次年度映像祭に向けて

シナリオコンクール一般部門のグランプリ発表から1ヶ月半以上経ち、その映像化のための準備が着々と進んでいます。

グランプリの「虎をかぶりて、駆けてく」は、台ヶ原宿に実際に伝わる勇壮な「虎頭の舞」をモチーフにした作品で、主人公の女性「晴夏」の微妙な気持ちの揺れなどが丁寧に描かれています。

現在シナリオ作家と映像クリエイターの世界観を一致させるために、シナリオの修正の真っ最中で、作業は10稿まで進んでいます。まもなく決定稿が仕上がる予定。

単に一つの出来事、次の出来事と映していけばいいというのではなく、そこにどんな感情があるのか、どんなキャラクターが見えてくるのか、そうしたことがはっきりしてくることで、映像の共通イメージができていくのだそうです!

 

一般の撮影スタッフやキャストのボランティア募集についての説明会は3月頃に行う予定で、撮影は4月中旬から5月中旬頃と見込まれています。

もうお問い合わせいただいている方もいらっしゃいますが、説明会などの詳しい日程は決まり次第HPで告知させていただきます。お楽しみに!

1月31日の会議では、進行中の映像製作についての話し合いのほか、次年度の映像祭についての相談が行われました。

シナリオの募集テーマはどうするのがベストか、撮影時期は来年6月〜9月ごろに行うのがいいのではないかなど、今年の経験を元に、大枠から見直して率直な意見を出し合います。他のどこにもない映像祭を確立していきたいという熱い思いが皆にあり、長時間に及ぶ会議の時間があっという間に過ぎていきました!

 

大好評だったシナリオ教室について、2018年は一般部門が8月から10月の間に隔週で6回開催、小・中学生部門は7月末から8月初旬に3回開催する見込みです。
詳細は決まり次第告知しますが、ぜひ参加したいという方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

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会議スタート!

 

”蛍のころの「水の山」映像祭”に向けて、北杜市「水の山」実行委員会の初回の会議が2017年5月17日に、北杜市役所にて行われました。

蛍のころの「水の山」映像祭は、自然豊かな山梨県北杜市を舞台としたシナリオを公募し、映像クリエイターが北杜市民とともに短編映画を創作。皆で上映会を楽しむお祭りです。

今日の会議に参加したのは、北杜市の協力企業や団体、やまなしシナリオ教室、北杜市産業観光部観光課などからなる約20名の実行委員メンバー。
どのメンバーにも、素晴らしい自然環境に恵まれた北杜市の魅力を再認識し、伝えていきたいという思いがあります。

山梨県北杜市には既に、→世界に誇る「水の山」プロジェクト があり、美しい山々や豊かな水環境と調和して暮らし、その価値と魅力を伝えようという取り組みがあります。
「水の山」プロジェクトで意識している自然環境全般はもちろんのこと、北杜市の文化、民話、歴史的な魅力にも注目し、シナリオ製作から短編映画の製作までを行い、皆で観ようというのが、この北杜市「水の山」映像祭実行委員会の狙い。
関連映画を集めて上映会を行う一般的な映画祭とは一線を画す企画です。

来年6月に予定している第1回目の映像祭を目指し、今年6月から全国公募を始めるシナリオコンクール、シナリオ教室、映像クリエイターの募集、そして地元での撮影と、時期を追っていろいろな計画があります。
大人も子どもも、北杜市の住人も全国の人々も、北杜の豊かな自然に抱かれて、シナリオ作りや映像製作をともに楽しみ、クリエイションマインドが開いていく様子が思い浮かびます。

あれやこれやと1年以上前から練られてきた案とはいえ、北杜市にとって映像祭は初の試み。率直な意見交換に湧き、シナリオ教室講師の大前玲子さんが急遽、シンプルかつ熱いプチ講座を披露する場面もありました。

初の企画というドキドキの中、きっとワクワクと楽しいものになると願って、ホームページ作成の準備も進んでいます。
追って告知致します!