ロケ2日目は白州の活性化センターから始まりました。
音声マイクをつけてもらっているのは、本当の虎の舞の保存会の家族のお二人です。
おしゃべりをしながら掃除をする演技が、とても自然だと大好評。本人たちも「初めての貴重な経験でした。普段のままですが(笑)」と楽しそうに話してくれました。
主人公の晴夏は、セリフにならない何とも言えない気持ちを作ります。
そして走り出すシーン。皆で固唾を飲んで見守ります。
映像チェック。なるほど、こう映っているんですね! 体にマイクをつけているため、遠くから撮っていてもキャストのセリフがバッチリ入っています。
夜からの実際のお祭りに備えて、地域の方が太鼓を運び出していました。
晴れ間が嬉しい日。印象的なさまざまな形の雲が見られました。
台ヶ原宿の雰囲気ある街並みも撮影します。
カメラマンの藤原さんは、「思いの他、皆、芸達者で驚いています。家で練習してから集まってくれているのでしょうが、堂々として自然で本当にうまい」と話していました。
休憩時間に、数量限定の水信玄餅(金精軒)を丁度よくゲット♪
進行を力強く支えてくれているプロの3人。北杜の楽しい時を堪能してください!
活性化センターに戻って、虎舞の稽古シーンに移ります。太鼓や笛の音の録音もさせてもらいました。
保存会副会長・ひろこおばちゃん役の河合さんが怒号を飛ばします。実際どんな言葉で指導されているか、わかりやすいかなどをいろいろ研究し、愛嬌を感じる甲州弁のセリフになっています。
汗の演出も大事ですね。ひーっ!冷たい!
怪我をしないで、怪我したようにカクンと転ぶ・・・なかなか難しそうです。
晴夏の怪我をいたわる一馬(かずま)。一馬役の内田さんは市役所職員で、この役に抜擢されたときはかなり戸惑ったようですが、撮影を追うごとに次第に調子を掴んでいったようです。「晴夏は言われたことにすぐ対応して演技できてすごいです」。
「体の動かし方や目線のやり方を指導されても、なかなかできないものですね、難しい」と医師役の滝田さん。自宅で奥様を相手に練習をされたそうです。いかにも優しそうなお医者さんの雰囲気が最高ですね。
神社のお祭りの提灯をバックに、2人のシーンを撮影。神輿を担ぐ賑やかな声が遠くで聞こえています。
月明かりの下で、思いを巡らす場面・・・。
花火も見られ、ロケの半分が無事終了しました。