シナリオ教室《一般部門》の第一回目が行われました!

蛍のころの「水の山」映像祭大前玲子シナリオ教室

蛍のころの「水の山」映像祭 大前玲子シナリオ教室《一般部門》の第一回目が7月8日に行われました。会場は、北杜市須玉町の三代校舎ふれあいの里「大正館」の昔懐かしさ漂う教室です。
集まった30名の生徒の中には、東京や長野など北杜市外からの参加者も14名おり、熱心に講義に耳を傾けました。

大前玲子先生は、シナリオセンターで一番人気の講師で、現在活躍中のプロの作家を何人も育てている凄腕講師。
普段は自他共に認める”厳しい先生”だそうですが、この日は初心者向けの初回の講義ということで、怖さなどみじんも感じさせない楽しいお話が次々と繰り広げられました。

柔軟な発想で想像し、シナリオを書いている時だけは勇気を持って別人になる楽しさ。
また、シナリオライターは人の業やダメなところを否定せず、人の気持ちをわかってあげる”優しい種族”であること、人とは何かを知るために、まず自分の心を観察すること、等々…。

試しに教材のシナリオに続けて自分なりに書いてみる時間もあり、短い中でもそれぞれの個性が見える発表では笑いが巻き起こりました。

シナリオは、柱、セリフ、ト書きによって成り立っているといった書き方の基本を学び、次回までに「シナリオを習いに行くと伝えたらダメと言われる」というシーンを自由に書いてくるという宿題が出されました。

最後は隣接する「おいしい学校」で地元のブルーベリーを使ったケーキとパンナコッタでお茶タイムを楽しみました。

参加者のC.Kさん(北杜市在住・女性)は、「シナリオという自分が知らない世界に触れて楽しかったです。人の言葉は半分嘘、という話や、笑顔ばかりでなく本音の部分を見ていくというのが興味深く、本音はいいなと思いました。自分がどんな物語をこれから創っていくか楽しみです」と話していました。

甲斐市から足を運んだR.Tさん(男性)は、「北杜には仕事ででよく来ていて山梨の中でも涼しくてのどかな雰囲気なのが好きです。知識や経験を広げるために参加しましたが、他の参加者が積極的で刺激を受けます」と楽しんでいた様子でした。

この企画を知ってすぐに参加を決めたという北杜市在住のN.Tさん(男性)は「北杜はいい意味で変な人とか面白い発想の人が多いので、ちょうどいい企画だと思います。今日はシナリオのルールをまず知れて良かったです」と話し、シナリオコンクールに向けての妄想をさまざまに膨らませていました。

シナリオコンクールへの応募は始まっており、早くも1件、応募作品が届いています。この機会を生かして、自然豊かな北杜市の知られざる魅力に注目し、自分の思いをシナリオの形にしてください。たくさんのご応募をお待ちしています!

シナリオコンクール募集要項(賞金50万円!)

また、夏休みに開催される市内の小・中学生向けシナリオ教室(7月26日、8月2日・9日)への参加は現在も受付中ですので、ぜひご応募ください。(保護者の見学も可能です。)

シナリオ教室《小・中学生部門》お申込みフォーム

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