シナリオっておもしろい!泉小でシナリオ学習会

夏休みの小・中学生のシナリオ教室開催に先駆け、7月19日に北杜市の泉小学校で大前玲子先生によるシナリオ学習会が開かれました。
参加したのは5年生で、2クラス約50名の児童。1、2時間目の授業が、ランチルームでの特別シナリオ講義となりました。

この日の学習会は、シナリオ作りの面白さを伝えるのが目的です。
シナリオ(脚本、台本)とは、映画作りに関わる全ての人のための設計図であることや、「柱」「ト書き」「セリフ」の3つで成り立っていること、シーンが変わっても物語の流れが分かったり、セリフで全部を説明しなくても登場人物の気持ちが伝わる面白さなどが紹介されました。

テキストとして配られたのは、この日のために大前先生が用意したシナリオです。”小学校の教室のドアが開いて、突然ドラえもんが入ってくる”というシチュエーションや、”クラスに可愛くて頭の良い転校生がやってきて嫉妬してしまう”というお話の導入部など。読み合わせも行い、次にどんな展開になるのか想像が膨らんでいきます。

 

シナリオには、どんなこともを書いても間違いはありません。皆思ったことをそのまま書いていきます。それぞれが思い思いに鉛筆を走らせてシナリオの続きを書き進め、中には書ききれずにテキストの裏面まで埋める児童も。

 

書いたシナリオを発表したい!と元気良く挙手する児童が多数おり、教室は多いに盛り上がりました。

参加した児童は、「めっちゃ面白かった!これからも書きたい」「思ったより気軽に取り組めた」「書いているとそのままだと面白くないからいろいろ考える」「はじめは書けるわけないと思ったけど、書いていったら裏(面)まで行った」「1つだけでなくいろんなパターンを書いた」「最初は同じでも皆違うものになるのが面白いと思った」「シナリオをもっとやってみたい」「大前先生のサインがほしい」など、さまざまな感想を話してくれました。

 

市内の小・中学生向けのシナリオ教室は、夏休み中の7月26日、8月2日・9日(いずれも水曜日)の13:30~15:30の3日間のコースで、市役所で開催されます。申込み受付は7月21日まで。
人気講師の授業を受け、シナリオという一つの創造を完成させる特別な機会です。ぜひお申込み下さい。

シナリオ教室《小・中学生部門》お申込みフォーム

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