テーマ「遺跡」入選作『遺跡さんの忘れもの』を収録

北杜を舞台にしたラジオドラマシナリオを募る北杜市シナリオコンクール
4つのテーマのうち最後のテーマは「遺跡」で、22都道府県から162作の応募をいただきました。今回も10代から70代までと幅広い年齢層からのご投稿、ありがとうございました!

入選作は『遺跡さんの忘れもの』と題する渡貫涼子さんのシナリオです。
渡貫さんは、なんと最初のテーマ「湧水」に次ぐ2度目の入選です。北杜市シナリオコンクールでは、いつも名前を伏せて選考が行われるため、結果的に力量のある方が再度選ばれることがあります。

音楽制作の安倍エリナさんは、「遺跡というテーマだと実際の古代遺跡が出てくるロマンがあるような音楽になるかな、と想像していましたが、違いましたね。遺跡という言葉をこう使うんだというのが意外で面白いと思いました」とのこと。
このドラマは、”遺跡のような”おじいさんが出てくるストーリーなのです。

おじいさん役の声を担当されるのは、以前から北杜市シナリオ教室に参加されている春日裕昭さんです。春日さんは、軽いノリやちょっと不思議なストーリーがお好きだそうで、ご自身も今期のシナリオコンクールに楽しんで応募されたそうです。今年はコロナの影響でシナリオ教室は中止となってしまいましたが、こうして他の人の作品に触れられるのは勉強になるとのこと。

舞台で演じた経験をお持ちですが、声優をやるのは怖いそうで、「演出によるのかな」と、役柄の気持ちや背景について松永監督と話し合います。

一方、おじいさんに対峙する孫で20代男性の役に選ばれたのは、以前も声優としてご協力いただいた百千若さんです。おじいさん役との声質の対比が明確で、表現力が問われる役どころという理由からの大抜擢です。「収録は久しぶり。どんな風に演じるか、今までで一番固まっていないかも」と、緊張しながら男性役に挑みます。

「ここは激昂して」「もっと会話が噛み合わない感じで」と、なかなか難しい指示が飛びます。多くはないセリフの中に、変化していくおじいさんの気持ちを表そうと、いろいろと試します。

「女性が男性役をやるコツを調べたら、声を胸部で響かせるといいというのが出ていたけど、練習期間が短くてなかなか」と言う百千さんですが、「愛がある感じですごくいい!」とスタッフから絶賛の声が。

モノローグもある難しい場面で、「ここは泣きを入れて」という指示にも難なく応え、シナリオという文字だけの世界に湧き上がる情緒を与えていました。

完成に向けて、どんどんよくなっていくのがわかるのが毎回楽しいドラマ制作。
出来上がったドラマを、10月のラジオ放送日に聴いていただけたでしょうか?
聴き逃した方は、ぜひ、エフエム八ヶ岳HPのアーカイブス(今まで放送された番組)でまたは当HPでお聴きください。

これで4テーマ全部のドラマの放送が完了しました。続いて、4作のうちの年間優秀作品(賞金5万円)を決める一般投票が始まります。
あなたはどの作品が一番好きですか?
投票してくれた方の中から抽選で10名に記念品をプレゼントいたします。ぜひ、専用フォームから投票してくださいね!
一般投票の応募締切は11月中旬で、12月5日(土)のFM八ヶ岳ラジオ『 小林節子と大前玲子の Movie Brunch』で結果発表を行う予定です。(翌日曜再放送)

詳しくはこちら。⇨北杜市シナリオコンクール

 

テーマ「移住」入選作『花火と雷鳴』を収録

北杜を舞台にした4つのテーマでラジオドラマシナリオを募集している北杜市シナリオコンクール。北は北海道から南は沖縄まで、毎回全国各地から投稿があり、多くの方が北杜市に思いを寄せて下さっていることを嬉しく思います。応募者の年代は10代から70代までさまざまで、男女比では若干女性が上回っているようです。

7月期のテーマ「移住」の応募作は171作で、マンスリー入選作に輝いたのは、林 日里さんの『花火と雷鳴』です。夏の情景が浮かんでくるような、余韻の美しい作品です。

緑爽やかなエフエム八ヶ岳小淵沢スタジオで、このドラマの朗読劇としての収録を行いました。音声としてどんなキャラクターに仕上げていくのか話し合い、何度も読み合わせを行いました。

登場人物2人のうち女性役を演じるのは、由季まどかさんです。漫画家で、絵画の個展を開いたり、ときには演劇の舞台に立ち裏方も行うという多彩な方。以前大前玲子シナリオ教室に参加されており、当HPで”声優さんボランティア・バンク”の存在を知って、やってみようと登録されたそうです。
男性役を演じるのは、由季さんから”声優さんボランティア・バンク”のことを聞いたという空我(くうが)さんです。20代の頃YBS山梨放送でラジオドラマに出演されていた経験をお持ちです。演じることから離れてだいぶ経つそうですが、「コロナで世の中がモヤモヤしているので久しぶりに面白いことをしたい」と登録されました。

なんと、今回この2人がキャスティングされたのは偶然。収録の場で、初めてお互いが相手役だと知ったそうです。ミュージカルで同じ舞台に立ったことがあるお2人だけあり、息の合った声の演技を披露してくれました。

「難しいですね!今回登録するときにボイスメールで声を録ったら、自分でないような感じがしました。滑舌が悪くなっていて、読むことを意識してしまうし」と、自分に厳しい空我さんですが、どんどん感覚を掴んでおられ、本番は数テイクでOK!
「SFのような話が好きなので、このドラマのちょっと不思議な感じが面白いと思いました」と話していました。

収録を終え、「やっぱり楽しい!」と由季さん。シナリオを書くのも楽しいけれど、演じるのはまた別な面白さがあるとのことです。「シナリオがきれいに書いてあり、分かりやすくすんなり入ってきてやりやすかったです」。

シナリオを書き、演技もされることについて聞くと、「役者を一度やってみると、シナリオを書くときに役者の出ハケのタイミングを意識したり、嫌なセリフを言わせないよう考えるようになったりしていいと思います」と言い、「誰でもいい役というような人は実際にはいないから」と、脇役一人ひとりにもより広く思いを向けるようになった経験を語ってくれました。

今回も音楽を担当される安倍エリナさんは、「シナリオを読んですぐにBGMが浮かびました」と話し、タイミングなどの細かい点について松永監督と打ち合わせを重ねていました。

集中して共にものづくりに励む楽しさを、改めて味わった1日。新型コロナウイルスの状況により今年はストップしている映画製作についてなど雑談にも花が咲き、今後への期待が膨らみました。


完成して9/5に放送したラジオドラマ、聴いていただけましたでしょうか?
まだの方は、エフエム八ヶ岳HPのアーカイブス(今まで放送された番組)でぜひお聴きください!

テーマ「駅」入選作『耳で誰かが喋ってる』を収録

第3回北杜シナリオコンクール6月期のテーマ「駅」には、全国から183作ものご応募をいただきました。その中からマンスリー入選作に輝いたのは、こたつめがねさんの『耳で誰かが喋ってる』です。

内容は、ボイスチェンジャーで声を変えた犯人の声で男が動かされていく推理もの。ラジオドラマにぴったりではないでしょうか。

ドラマの朗読劇としての収録日には、”声優さんボランティア・バンク”にご登録いただいた北杜市在住の松下和幸さんと秋葉清恵さんがご活躍されました。

読み合わせを行い、「優しすぎる」「もう少し傲慢な感じに」「もっと甘えた声で」などと松永監督の提案でいろいろと試します。
特に、ラストにどう余韻を感じてもらうのが一番面白いかを皆で考えました。自分なら、謎が解けたらどんな感情になるでしょう。

音楽を担当される安倍エリナさんも同席しており、思い浮かんでくる音のイメージを次々とメモしています。「シナリオをいただいて自分なりに大体考えていたのですが、セリフのやりとりを聞いていると、思っていたよりも戦うような感じがあったりして面白いのでもっと直そうと思います」。

一旦、犯人の声をボイスチェンジャーで変換して流してみると、おー!という歓声が。ミステリーの雰囲気がぐっと盛り上がります。

「自分の感覚よりも、もっともっとセリフに抑揚や間があっていいのですね! 声のドラマは活字とは違う迫力や奥行きがあって、とても興味深く感じました」と松下さん。
小説を読むのがお好きで、海外で外国人に日本語のアクセント指導をされた経験もお持ちだそうですが、声優には初挑戦ということで「監督のご指示に感心!」と楽しんでいらっしゃいました。

中学生の頃から、新井素子さん原作のラジオドラマを聴くのが好きだったという秋葉さん。本の読み聞かせで、声のトーンを変え、一人何役もこなして子どもたちを楽しませるのが得意だそうです。
「体を使った演技までは大変だと思いますが、声だけで表現ができるのはいいですね。役によって、普段の自分ではない、違う人になれる面白みがあります」。
このドラマについて、「5分ほどの中にドキドキがあって、結末が最後まで分からないのが面白いです」と話していました。


さあ、ドラマはどんな風に仕上がったでしょう!
ラジオ放送日に聴けなかった方は、ぜひ、エフエム八ヶ岳HPのアーカイブス(今まで放送された番組)でお聴きください。

”声優さんボランティア・バンク”へのご登録もお待ちしております。経験や年齢、性別は問いませんのでご興味のある方はお気軽にどうぞ!

ラジオドラマシナリオの募集は、8月期テーマ「遺跡」がラストになります。北杜を思い浮かべて、どんどん書いてくださいね!
応募要項はこちら。→第3回「北杜市シナリオコンクール」

テーマ「湧水」入選作『氷のカケラ』を収録


北杜を舞台とした5分間のラジオドラマシナリオを募る第3回北杜シナリオコンクール。5月期テーマ「湧水」の入選作発表と、入選作から製作したラジオドラマの初披露が、7月4日のラジオ番組 ”小林節子と大前玲子のMovie Brunch”内で行われました。

164本の応募作から選ばれたのは、 渡貫涼子さんの『氷のカケラ』です。以下は、そのシナリオが朗読劇としてドラマ化された様子です。

今回は声優として、当HPから”声優さんボランティア・バンク”にご登録いただいたお二人が活躍してくれました。

一人目は、北杜市在住で市役所にお勤めの河手貴さんです。河手さんはドラマのエキストラをやったことはあるものの、声優には初挑戦とのこと。以前、何かの番組でラジオドラマを聴いたことがあり、想像力をかき立てるラジオドラマというものに面白さを感じていたそうです。

河手さんの役柄は、家族と別れて北杜の水によるこだわりのかき氷販売に賭けている男性です。長年離れていた息子と話す気まずさといった複雑な思いをうまく表現できるといいけれど、と話していました。

一方、かき氷店店主の息子役を演じるのは、武井宥龍さんです。甲斐市にお住まいで、武井さんも偶然、市役所勤務とのこと。チラシを見て、いい経験になればと登録されたそうです。
ご自身の歳よりも10歳以上若い高校3年生の役での抜擢だったため最初は無理だと思ったそうですが、父親役と声質がかぶらない若々しい声をお持ちで、ぜひと推されて出演を決められました。

声だけで情景を思い浮かべてもらうのがラジオドラマです。父と息子、それぞれのセリフの裏に、どんな思いが隠れているのでしょう。セリフとモノローグ(独白)とのトーン違いにも意識を向けます。松永監督の指導に熱が入ります。

最初は緊張気味だった二人が、何度も練習するうちに次第に役を自分のものにしていく様子が、聴いているスタッフたちにもよく伝わりました。「どんどん変わっていくのを見られるのが面白いところ」と、録音担当の内藤さん。

さあ、本番です。
惜しい!と録り直す場面もありましたが、「回数を重ねるごとに映像が浮かんできて、感情が出てきた」と武井さん。ぶっきらぼうのようでいてさまざまな思いが滲むいいセリフがうまく決まりました。


収録を終え、河手さんは「難しいけれど面白かった。映画などの声優さんたちは本当に凄いんだなと改めて思いました」と話していました。

完成したラジオドラマは、エフエム八ヶ岳HPのアーカイブス(今まで放送された番組)でもお聴きいただけます。ラジオ放送日に聞けなかった方は、ぜひネット上でお聴きください!

今回のように、意欲を持って声優に挑戦していただける方を募集しています。経験や年齢、性別は問いません。音声を送ってもらうか、またはそれが難しければお電話でお話して、該当しそうな役がありましたらお声がけさせていただきます。”声優さんボランティア・バンク”への登録はこちらからお気軽にどうぞ。楽しいですよ!

また、ラジオドラマシナリオの応募も引き続きお待ちしています。7月期テーマは「移住」、8月期テーマは「遺跡」です。
応募要項はこちら。→第3回「北杜市シナリオコンクール」

ラジオドラマ第2弾を収録!放送は3/7 10:00〜

ラジオ番組 ”小林節子と大前玲子のMovie Brunch”で放送するラジオドラマの収録を、2月15日にエフエム八ヶ岳で行いました。
2回目となる今回は、第二回北杜市シナリオコンクールでグランプリを受賞し、今年映像化される「オオムラサキと図鑑くん」の作者、竹上雄介さんがスピンオフとしてのドラマシナリオを書いてくれました。

「ウジウジ虫の脱皮」というタイトルの7分ほどのドラマ。やはり、国蝶であり市の蝶であるオオムラサキが登場します。
恋心をなかなか伝えられない主人公を演じるのは、泉中学校2年の河野桂くんです。実は、一昨年映像化した「虎をかぶりて、駆けてく」で主人公を演じた河野実里さんの弟さんです。

ヒロイン役は、同じく泉中の3年生、安倍彩野夏さんです。河野くんと学年は違いますが、ともに生徒会の役員をしていたということで息ぴったり。二人とも学園祭などの劇で主役を演じた経験があり、表現することが好きだそうです。

前回も声優を引き受けてくれた百千若(ももち わか)さんは、今回、蝶の声という特殊な役にトライ。いろいろなバージョンの声を考えてきて、読み合わせの段階から弾けた表現で周囲を沸かせてくれました。

「ここはこんな感じで」といった細かい打ち合わせの後、いよいよ収録へ。
さらに「もっとこうしてみたら」と相談を重ねながら何テイクか撮り、無事完了!

収録後、河野くんは「思ったより長かった。最後、集中が切れて間違ってしまったけど、役に入って声をやれて楽しかったです」と話していました。
安倍さんも初めての声優を楽しんだようです。「とてもいい経験になりました。”きゃあ”と叫び声をあげるところなどが難しかったです」。
百千さんは、「やりすぎだったら松永監督に指摘してもらえるだろうと思って、思いっきりやりました。めちゃくちゃ楽しかったです!このように人間ではないような役も今後またできたらと思います」と意欲を見せていました。

前回に引き続きナレーションを担当した角田妙子さんは、「前回のON AIRで自分の声を聞いて、落ち着きすぎていたかな、と反省。今回、中学生のお話なので、シナリオの雰囲気に合ったトーンになればと思ってやってみました」と工夫している様子でした。

 

皆さん、お疲れさまでした!ヒロイン役のお母様である安倍エリナさん(写真一番上)は、シンガーソングライターでピアノ作曲家でもあり、今回のドラマに合った音楽をつけてくれることになっています。
中学生たちのピュアでちょっぴりくすぐったい物語。短い命を生きるオオムラサキの明るいキャラクターとともに、どうぞお楽しみに!!

このラジオドラマを含む次回のラジオ放送は、2020年3月7日(土)10:00〜10:55(再放送は翌日10:00〜10:55)です。
エフエム八ヶ岳82.2MHzでぜひお聞きください!!

エフエム八ヶ岳公式HPのインターネットラジオでスマホやパソコンでもお聴きいただけます。アーカイブス(今まで放送された番組)もネット上でぜひお聴きください。)

ラジオ番組内では映画や映画音楽の話が盛り沢山。
あなたが大好きな映画を一本だけあげるとすれば、何ですか?理由も合わせてぜひ投稿してください!
お待ちしています。https://hokuto-eizosai.com/radio.html

★当実行委員会では、ラジオドラマの声優として参加してくれる方を募集しています。ぜひ「声優さんボランティア・バンク」にご登録ください!経験や性別、年齢は不問です!詳しくはこちらをご覧ください。

ラジオドラマを初収録!放送は2/1 10:00〜

月1回のペースで第1土曜10時から

ラジオ番組 ”小林節子と大前玲子の「Movie Brunch」”が次回の2月1日の放送で3回目を迎えます。放送日に向け、初の試みであるラジオドラマの収録が1月18日に行われました。

ラジオドラマは音のみで表現するもの。映像が氾濫する現代において、かえって自分なりにイメージする力が刺激されると思われます。当初からあった当映像祭でのラジオドラマ 製作の構想が、早くも実現します!

今回製作するのは5分程度の短いドラマを2本。テーマはいずれもバレンタインデーです。シナリオは、手始めにやまなしシナリオ教室の受講生から募ったものです。
北杜「水の山」映像祭ラジオドラマ実験工房 作品NO.1のタイトルは、「ワンチーム」。高校生の物語で、収録には北杜高校演劇部の3名が参加してくれました。

 

松永監督から言い回しや声の出し方に関する細かい相談や指導があり、エフエム八ヶ岳の内藤さんに技術的なご協力を頂いて、いよいよ音録りへ。
声が響かないよう和室で収録しているせいもあって、どこか和やかな雰囲気もあります。

バレンタインの日のモテ役を演じた植松祐斗さん(高2)。役名に馴染むのに手間取ったそうですが、持ち前の美声で精一杯演じてくれました。他の人物になりきるのは楽しいそうです。(憧れの俳優は藤原竜也さん。)

写真右の茂木みずかさん(高2)の将来の夢は、なんと声優。そのため今回は貴重な経験になったそうです。「声だけでどう表現するかが難しいと思いました。声を聴いて素敵だと思ってもらえるような声優になれたら」と話していました。
写真左の村松結生さん(高1)は、「緊張したけれど、周りの皆さんが明るくて楽しくできました」とのこと。これまで、子どもからヤンキーまで幅広い役を演じたことがあり、「大人の役なんかにも挑戦してみたい」と演技への思いを語ってくれました。

記念撮影は、演劇部顧問の先生(右端)や松永監督、ラジオパーソナリティーの小林節子さん(左端)とともに。自分たちが声で出演したドラマが放送されるのを楽しみにしつつ、「高校生たちにも、たまにはこんなラジオを聴いてほしい!」と話していました。

ラジオドラマ実験工房 作品NO.2 は大人の物語で、タイトルはずばり「バレンタインデー」。A Iロボットが登場します。

このシナリオを書いた平野夏芽さん自身が、A Iロボット・アイコの声を担当されました。ロボットらしい平坦な声がとてもお上手です!
ストーリーの受け取り方は人によってさまざまですが、最後に切なさを感じる人、またはブラックに受け取る人もいるとか。

平野さんは、やまなしシナリオ教室に長年通われており、今回、数分という短かさのラジオドラマを創ると知り「これは絶対に出そう!」と奮起したそうです。A Iロボットを入れようと決めてからは、一気に書き上げたとか。
シナリオを書くことは、自分の中で引っかかっている思いに整理をつけ、はっきりさせることにもなるのだそうです。
筆が進まない時期もあったそうですが、大前玲子先生の講座は面白く、書けなくても聴きに行くだけで刺激になると話していました。

こちらはヒロイン役を引き受けてくれた百千若(ももち わか)さん。学生時代に演劇経験があり、普段は裏方にまわることが多いそうですが、難しいシーンを好演されていました。

相手役は、当映像祭の次の映画製作で助監督を務める中澤裕介さんです。中澤さんも普段裏方ばかりで、出演は初体験だそうで真剣に取り組んでいました。

やまなしシナリオ教室のベテラン受講生で、当映像祭に最初から参加していただいている角田妙子さんは、セリフ以外のナレーションなどを担当されました。

 

また、この日は「水の山こども情報局」のこども局員たちが、当映像祭の活動の様子を取材したいと訪れており、こども目線の真摯な質問に松永監督が返答していました。

 

ラジオドラマを初収録を終えて、充実感いっぱいの皆さん。どう出来上がるのかとても楽しみですね!
数日後に大前玲子先生と小林節子さんの通常のラジオ収録があり、その中で、完成した2本のドラマを聴いて講評を頂くという流れです。

ラジオドラマを含む次回のラジオ放送は、2020年2月1日(土)10:00〜10:55(再放送は2月2日(日)10:00〜10:55)です。
エフエム八ヶ岳82.2MHzでぜひお聞きください!!

エフエム八ヶ岳公式HPのインターネットラジオでスマホやパソコンでもお聴きいただけます。アーカイブス(今まで放送された番組)もネット上でぜひお聴きください。)

ラジオ番組内では映画や映画音楽の話が盛り沢山。
あなたが大好きな映画を一本だけあげるとすれば、何ですか?理由も合わせてぜひ投稿してください!
お待ちしています。https://hokuto-eizosai.com/radio.html

※今後、ラジオドラマシナリオ(5分程度)の一般公募と、ラジオドラマを視野に入れたシナリオ教室も開催する予定です。詳細が決まり次第、HPで告知しますのでお楽しみに!!