シナリオ教室4回目が行われました

一般向けシナリオ教室の4回目が9月15日に開かれました。

まずは先週の復習から。映像作品の時間や場所の設定についての特性や、画面という枠がある利点などを学びました。

今回は、面白いシナリオを書くために妄想力と嘘つき力を鍛えることがテーマです。

ドラマを見ている人は何を思っているのでしょうか。
わからせようと思って全部説明してしまうと、見ている人は何も考えてくれません。全部わからせるのではなく、感じさせるにはどうしたらいいでしょうか。

言葉で話すことと、実際の気持ちが違うことはよくあります。
セリフではなく、登場人物の本当の感情が現れる仕草をト書きに書くという方法もあります。

見ている人が感情移入していく実例についても教えてもらいました。

後半は、参加者が書いてきた自分のシナリオの一部やあらすじを発表してもらう時間です。

20分のシナリオにはどれくらいのお話をかけるものなのかは、トライしてみないとなかなかわかりにくい部分です。たくさんのことを入れたいのは山々ですが・・・。

北杜の美しい情景が思い浮かぶシーン、北杜の生活の中でありそうなお話、動物に視点を当てたお話など、いろいろな案が発表されました。

シナリオコンクールの締め切りまではまだ時間があるので、大前先生の的確な指導を受けながら、期待に応えてどんどん修正を重ね、素敵な作品が完成するといいですね!